Domo、すべての人々にデータ活用をもたらすプラットフォームの強化を発表
〜Domoが誇るプラットフォームのスピード、拡張性、ユーザーエクスペリエンスがさらに進化し、データアプリをサポート〜
(米国報道発表資料抄訳)
Domo(本社:米国ユタ州シリコンスロープス)は2022年3月23日、顧客向け年次カンファレンス「Domopalooza(ドーモパルーザ)2022」において、Domoが提供しているクラウド型データ活用プラットフォームの主要機能の強化を発表しました。データアプリからビジネスで発生するあらゆる課題を解決するために必要な、スピード、拡張性、ユーザーエクスペリエンス(UX)が改善され、これまで以上に誰もがデータを簡単に活用できるようになりました。強化内容には、「Domoマルチクラウド」の新機能、新たな「ガバナンスツールキット」、「ユニバーサルデータモデリング」のアップデートが含まれ、部署や業種を問わず、データの理解と活用をより身近で容易なものにします。
企業や組織は日々、驚くべき量の流動的なデータを生成し、そのデータは指数関数的に膨張し続けています。そのため、企業や組織が膨大なデータを理解し、活用するためのデータシステムやプロセスを開発することが非常に困難になっています。Domoの最新レポート『Closing the Data Decision Gap』によると、回答者の92%以上が「自社組織が生成するデータ量は今後増加する」とし、回答者の90%以上が「自社組織で使用するデータのデータ関連数(他のデータと組み合わせられる可能性の数)は、今後増加する」と考えています。
本日発表した新機能では、何兆ものレコードと何千人ものユーザーに拡張できるDomoのアーキテクチャにより、Domoのプラットフォームが組織やリーダーにとって膨大な量のデータにアクセスし分析するためのツールとなり得ること、また、それによりすべての人が、膨大で曖昧なデータを意味のある形に変換できるようになることに焦点を当てました。新機能の詳細は、以下の通りです。
■Domoマルチクラウドのアップデート:Domopalooza 2021で発表されたDomoマルチクラウドは、他のクラウドデータウェアハウスとネイティブかつシームレスに統合でき、ストレージ、キャッシュ、クエリ、データ変換、分析を柔軟に行います。今回、新機能として発表されたサイドバイサイド方式のクラウドとクロスクラウド型ETLにより、Domoアプリが他のクラウドウェアハウスにあるデータとDomoのウェアハウスにあるデータを同時に、シームレスかつインタラクティブに使えるようになりました。データの移動やコピーは不要で、高いパフォーマンスも維持します。さらに、普段使用しているストレージクラウドをデフォルトに設定すれば、シームレスにデータを移動したりデータセットを詳細に掘り下げたりできるようになり、新しいクラウドへの移行も簡単に行えます。
■エンタープライズ向けツールキット:この新たな機能は、エンタープライズ規模で運用しながら、データや分析作業の制御の維持・管理を可能にします。新機能セット(新たなガバナンスツールキット、サンドボックス*、ブランドキット)を使用することで、大規模な分析を行う際の管理、自動化、簡素化が促進されます。
●新たなガバナンスツールキットを使い、ユーザーフレンドリーなUI内で何万ものデータアセットの管理タスクを拡張、自動化することができます。
●サンドボックス*を使うことで、ソフトウェア開発ライフサイクルに類似したプロセスを導入し、本番環境に移行する前に、デモ環境でコンテンツやデータパイプラインを開発することができます。開発がエンドユーザーのエクスペリエンスに影響を与える事なく、それまでのユーザーエクスペリエンスと強固なガバナンスを維持することができます。
(サンドボックス*:Domoプラットフォーム上に構築された開発・テスト環境)
●ブランドキットを使って、データエコシステム全体で一貫した見た目やデザインを適用できるようになり、社内外を問わず、ブランドイメージを維持できます。
■新たなユニバーサルデータモデリング:Domo のユニバーサルデータモデリングにより、ビジネスプロセスの一部であるデータセット同士の関係性を詳細に検証し、Analyzerで整理、マッピング、検証できるデータモデルを作成することができます。データモデリングは、データセットの探索やデータアプリケーションの構築にさらなる柔軟性と拡張性をもたらします。また、組織を正確に反映し統一されたモデリングの一覧をユーザーに提供することで、データ準備に費やしていた時間を大幅に減らすことができ、その時間を戦略的な取り組みに使えるようになります。
■Domoのチーフオペレーティングオフィサー、エンジニアリング担当EVP Catherine Wongのコメント
「Domoは、データのリッチ化が進む現代社会のために構築されました。本日の発表では、新しい性能や機能の開発を通じて、すべてのDomoユーザーにとってDomoプラットフォームをさらに使いやすく、強力にするための私たちのコミットメントと継続的な取組みをお伝えできたと確信しています。新機能はスピードと拡張性の強化をテーマに、誰もがデータを活用できるようにし、デジタルトランスフォーメーションをこれまで以上に組織に浸透させるためのデータエクスペリエンスとインサイトをもたらすことを目指して開発しました。」
Domoプラットフォームの強化は、Domoデータアプリを始めとする、最新のデータエクスペリエンスも進化させました。データアプリはデータ、分析、ワークフローを組み合わせて統合された使いやすい魅力的なエクスペリエンスを提供し、従来のビジネスインテリジェンス(BI)ツールやデータ分析、エンタープライズソフトウェアでは実現できなかったビジネス成果を、一部のデータプロフェッショナルだけでなく、組織のすべての人にもたらすことができます。
■Constellation Research社のVP兼主席アナリスト Doug Henschen氏のコメント
「世界のトップ企業は、自社のデータ活用や既存クラウドへの投資に関して、柔軟性とイノベーションを引き起こせる機敏性を求めています。今回発表されたDomoのマルチクラウド、ガバナンス、データモデリングの機能は、データ活用を模索する企業が増える中で、Domoが顧客側の選択、管理、強固なガバナンスというニーズを明確に見極め、適切な解決策を提供できることを証明しました。」
ドーモ株式会社について
ドーモ株式会社は企業向けクラウド型データ活用プラットフォームDomoを提供しています。
Domoは、すべての人々にデータ活用をもたらし、ビジネスを変革します。Domoは、従来のBI(ビジネスインテリジェンス)やデータ分析ツールとは一線を画し、ローコード開発データアプリケーション プラットフォームにより、特別な知識がなくともすべての人々がデータアプリケーションを作成でき、データに基づきアクションを起こし、ビジネス成果を上げることができます。完全統合型プラットフォームのDomoは、データ活用に必要な全ての機能をワンストップで提供し、数カ月以上をかかっていた重要なビジネスプロセスをわずか数日で最適化することができます。
ドーモ株式会社では、DX成功に導くために、データ活用を全社に展開し企業文化として根付かせる重要なポジションとして、新たな役職「データアンバサダー」を提唱しています。ドーモはこれからも企業のDX推進に寄り添い、ナレッジベース、トレーニング、コミュニティー活動を通じて、有益な情報を発信し続けると共に、企業のDX化を推進する「データアンバサダー」の活動を全面的に支援していきます。
※ドーモ株式会社が提唱するDXを成功に導くための必須人材「データアンバサダー」について
ドーモ株式会社が提唱するデータアンバサダーは、DXの推進、データドリブンなビジネス環境の実現、データ活用に向けた企業文化の醸成に責任を持ち、データ人材と言われるデータエンジニア、データサイエンティスト、データアナリストではカバーできなかった新たな職務を担います。
データアンバサダーは、あくまでも「現場側」を向き、現場におけるベストな「データ活用」のあり方を「CDO」「CIO」「データアナリスト」らと連携しながら推進していきます。
日本企業においても、早い段階で「データアンバサダー」を任命し、変化の激しい市場環境に勝ち残れる体制を構築することで、より早くDXを軌道に乗せることができます。
データアンバサダーについてはこちらをご参照ください:
https://www.domo.com/jp/learn/data-ambassador-dx-project
ウェブサイト:https://www.domo.com/jp
Twitter:https://twitter.com/domojapan
Facebook:https://www.facebook.com/DomoJapan/
Domo, Domo Business Cloud及びDomopaloozaはDomo, Inc.の登録商標です。