Domo、世界における1分あたりのデータ生成量を分析した 年次レポート「Data Never Sleeps 11.0」を公開
~AIブーム到来、ChatGPTなどのプラットフォームでユーザーが毎分6,944件のプロンプト送信~
(米国報道発表資料抄訳)
Domo(本社:米国ユタ州シリコンスロープス)は2023年12月14日(現地時間)、待望の年次分析レポートData Never Sleeps(DNS)第 11 版を発表しました。このインフォグラフィックは、オンラインでの人々のやりとりによってインターネット上で毎分どれだけのデータが生成されているのかを視覚的に示したもので、膨大なデータを総合的に見ることができます。Domoは、過去10年にわたり世界のデータ使用量を追跡調査し、Instagram、X(旧Twitter)、Amazon、Venmoなどのデータ利用状況の劇的な変化について発表してきました。
■「Data Never Sleeps 11.0」の概要
AIブーム:人工知能(AI)はデジタルの世界で大きな波を起こしています。ChatGPTのようなAI主導のプラットフォームは、ユーザーが毎分6,944件のプロンプト(指示や質問)を送信し、私たちの仕事、コミュニケーション、創造方法を再構築しています。一方で、グーグルの検索回数は毎分630万回を超え(1年前の590万回から増加)、ユーザーはこれまでの検索エンジンの習慣を捨てていません。
エンターテインメントを席巻:昨年利用が低下したX(旧Twitter)は、現在毎分36万件のユーザーからの投稿があり、昨年の「Data Never Sleeps 10.0」の34万7,000件から増加しました。Spotifyのユーザーは2万4,000時間の音楽を再生し、そのうちテイラー・スウィフトの曲は6万9,444回再生しています。Instagramのユーザーは、1分ごとに69万4,000以上のリール(ショート動画)をダイレクトメッセージで送信しています。そして、ストリーミングサービスは世界を席巻し、世界中で1分間に40年分以上のストリーミング・コンテンツを視聴していることになります。オンラインプラットフォームがより活性化し、活用が高まるにつれ、エンターテインメント業界はこれまでと同じ状態ではいられなくなるでしょう。
活気づくデジタル消費の取引:デジタル消費は拡大し続けています。Eコマース大手のAmazonは毎分45万5,000ドル以上の売上を記録し、デジタル取引アプリのVenmoは、ユーザーが毎分46万3,768ドル相当の支払いを行い、前年比6%増となっています。食品分野では、フードデリバリーサービスDoorDashの利用者の注文総額は12万2,785ドルで、昨年より60%増加しています。これは、このデジタル時代における食品および食品宅配サービスへの依存度の増加(および潜在的なインフレ)を反映しています。
サイバーセキュリティにおける課題:デジタル活動が激化するにつれ、サイバーセキュリティの脅威も増大しています。サイバー犯罪者は毎分30件のDDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)を仕掛けており、個人と企業を守る強固なオンラインのセキュリティ対策の必要性が浮き彫りになっています。
■Domoの創業者兼CEOジャシュ ジェイムズのコメント
「今年で11年目を迎える『Data Never Sleeps』は、1年間、52万5,600分のうち1分あたりに、私たちがどれほどデータに依存しているか、そしてデータが私たちの日常生活にどれほど影響を与えているかを示しています。なにげないネット検索からメール送信、そして、通勤時における最新ニュースのチェックでも、データは欠かせません。特に今年のレポートの調査結果は、ChatGPTのようなAIモデルの急速な普及の影響を受け、刻々とめまぐるしく変化するデジタル環境の実態が反映されています。データは私たちのデジタルライフを織りなし、本年次レポート『Data Never Sleeps』は、企業にとっても消費者にとっても最も意味のあるデータを紹介しています」
最新版レポート「Data Never Sleeps 11.0」は、 https://www.domo.com/jp/learn/data-never-sleeps-11 こちらをご覧ください。
ドーモ株式会社について
ドーモ株式会社は企業向けクラウド型データ活用プラットフォームDomoを提供しています。
Domoは、従来のBI(ビジネスインテリジェンス)やデータ分析ツールとは一線を画し、すべての人々にデータ活用体験をもたらし、ビジネスを変革します。直感的に使えるDomoのダッシュボードやアプリケーションが可視化されたデータに基づくアクションを起こし、ビジネス成果をもたらします。
DomoのAI、データサイエンス、そして堅牢なデータ基盤が、現在お使いのクラウドツールや旧システムとの接続を可能にし、従来であれば数カ月以上かかっていた重要なビジネスプロセスの最適化をわずか数日で実現できるため、お客様のデータへの好奇心を呼び起こし、ビジネスの成長を推進します。
ドーモ株式会社では、DX成功に導くために、データ活用を全社に展開し企業文化として根付かせる重要なポジションとして、新たな役職「データアンバサダー」を提唱しています。ドーモはこれからも企業のDX推進に寄り添い、ナレッジベース、トレーニング、コミュニティー活動を通じて、有益な情報を発信し続けると共に、企業のDX化を推進する「データアンバサダー」の活動を全面的に支援していきます。
※ドーモ株式会社が提唱するDXを成功に導くための必須人材「データアンバサダー」について
ドーモ株式会社が提唱するデータアンバサダーは、DXの推進、データドリブンなビジネス環境の実現、データ活用に向けた企業文化の醸成に責任を持ち、データ人材と言われるデータエンジニア、データサイエンティスト、データアナリストではカバーできなかった新たな職務を担います。
データアンバサダーは、「経営者」「事業部門」「IT部門」のそれぞれが抱えるデータ活用の課題を理解し、三者の橋渡し役として企業全体のデータ活用の能力を高めていくミッションがあります。
日本企業においても、早い段階で「データアンバサダー」を任命し、変化の激しい市場環境に勝ち残れる体制を構築することで、より早くDXを軌道に乗せることができます。
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