バンダイナムコミュージックライブ、事業分析にDomoを採用: 社員の制作意欲を高めてビジネスチャンスの拡大へ
~二次利用を含めた楽曲の収益を可視化、社員のデータ活用の自走も実現へ~
クラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を提供するドーモ株式会社(本社:東京都渋谷区、プレジデント ジャパンカントリーマネージャー:川崎友和、以下ドーモ)は、株式会社バンダイナムコミュージックライブ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:垰義孝、以下バンダイナムコミュージックライブ)が、事業分析をするために、Domoを採用したことを発表しました。
■Domo導入前の課題
バンダイナムコミュージックライブは、アーティストの発掘・育成、音楽制作、音楽著作権の管理・運用、バンダイナムコグループ内外の幅広いライブ・イベントの制作を手掛けています。バンダイナムコグループにおける、IP(Intellectual Property: 映像や音楽等の知的財産)プロデュースユニットの1社として、IP創出とプロデュース力を強化し、変化の速い音楽業界において、よりスピーディな事業展開を目指しています。
一般社団法人 日本レコード協会の令和4年度事業報告書によると、レコード製作者に係る商業用レコードの二次使用料・複製使用料等の徴収額の合計額は90億2,200万円(前年度比9.8%増)に達しています。しかし、音楽を制作する現場では、楽曲リリース直後の実績は把握できるものの、二次利用にいたる詳細な実績を把握することは困難となっています。同社の制作部においても同様の課題があり、それがクリエイティブな制作を阻害している要因となっていました。
音楽配信、音楽原盤、音楽著作権の管理など楽曲全体を管理している、同社の事業本部ライツ部ゼネラルマネージャーの松尾章帆氏は、制作部の編成会議に出席した際、楽曲制作の障壁となっている課題があることを知りました。制作部の若手社員が担当しているアニメのサウンドトラック制作にあたり、楽曲リリース直後の売上状況しか把握できないため、サウンドトラックの制作が同社の利益になっているか確信が持てず、クリエイティブな制作に二の足を踏み、さらなるビジネスチャンスにつなげることが難しい状態でした。
また、ライツ部では、同じ音源であっても利用方法によって個別にレポートが届くため、確認に時間がかかり多角的にデータ分析ができないことも課題となっていました。制作部やライツ部のほか、各部門からも売上目標や予算を管理するためのデータの必要性が高まり、全社共通のデータ活用プラットフォームが求められていました。
■Domo導入の理由
松尾氏は、制作部が二次利用を含めた楽曲の収益の全体像を把握できる環境があれば、制作費の予算割り出しも容易になり、社員のモチベーションを下げることなく、クリエイティビティが発揮され、より良い楽曲制作や、さらなる二次利用にもつながると確信していたため、その環境を構築できるツールの検討をはじめました。
そこで同社は、Domoがデータの管理から業務改善までデータ活用に必要な要素をすべてワンプラットフォームで提供している点や、同社の社員自らが「データ活用を自走していける」使いやすさと柔軟性を備えている点を評価しDomoの採用を決定しました。また、現在Domoを活用している同業他社からDomoを推薦されたことも、採用を決める要因となりました。
■今後のデータ活用について
作品ごとに二次利用の詳細をDomoのダッシュボードで可視化していくことを計画しています。また、音楽配信、音楽原盤、音楽著作権、ライブ、グッズなどの売上実績も含めて、すべての情報をDomoに集約し、信頼できる情報源として社員の誰もがデータを活用できるダッシュボードを構築していきます。
二次利用も含めた収益の全体像をDomoで可視化することで、特に作品担当者は長期的な視点で制作に取り組めるようになるほか、各部門が重視する判断軸で二次利用の詳細や売上実績の分析が可能になるため、社員の制作意欲の向上やクリエイティビティの発揮、業務の効率化に期待ができます。さらに、今までは把握できなかったYouTubeやTikTokなどに使われている楽曲をDomoでリアルタイムに可視化できるようになるため、データをもとに時流にそった楽曲制作を実施し、ビジネスチャンスの拡大を図っていきます。
ドーモ株式会社について
ドーモ株式会社は企業向けクラウド型データ活用プラットフォームDomoを提供しています。
Domoは、従来のBI(ビジネスインテリジェンス)やデータ分析ツールとは一線を画し、すべての人々にデータ活用体験をもたらし、ビジネスを変革します。直感的に使えるDomoのダッシュボードやアプリケーションが可視化されたデータに基づくアクションを起こし、ビジネス成果をもたらします。
DomoのAI、データサイエンス、そして堅牢なデータ基盤が、現在お使いのクラウドツールや旧システムとの接続を可能にし、従来であれば数カ月以上かかっていた重要なビジネスプロセスの最適化をわずか数日で実現できるため、お客様のデータへの好奇心を呼び起こし、ビジネスの成長を推進します。
ドーモ株式会社では、DX成功に導くために、データ活用を全社に展開し企業文化として根付かせる重要なポジションとして、新たな役職「データアンバサダー」を提唱しています。ドーモはこれからも企業のDX推進に寄り添い、ナレッジベース、トレーニング、コミュニティー活動を通じて、有益な情報を発信し続けると共に、企業のDX化を推進する「データアンバサダー」の活動を全面的に支援していきます。
※ドーモ株式会社が提唱するDXを成功に導くための必須人材「データアンバサダー」について
ドーモ株式会社が提唱するデータアンバサダーは、DXの推進、データドリブンなビジネス環境の実現、データ活用に向けた企業文化の醸成に責任を持ち、データ人材と言われるデータエンジニア、データサイエンティスト、データアナリストではカバーできなかった新たな職務を担います。
データアンバサダーは、「経営者」「事業部門」「IT部門」のそれぞれが抱えるデータ活用の課題を理解し、三者の橋渡し役として企業全体のデータ活用の能力を高めていくミッションがあります。
日本企業においても、早い段階で「データアンバサダー」を任命し、変化の激しい市場環境に勝ち残れる体制を構築することで、より早くDXを軌道に乗せることができます。
データアンバサダーについてはこちらをご参照ください:
https://www.domo.com/jp/campaign/data-ambassador
ウェブサイト: https://www.domo.com/jp
X (旧Twitter): https://twitter.com/domojapan
Facebook: https://www.facebook.com/DomoJapan/
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