ビッグデータとは?
ビッグデータとは?定義や種類、データサイエンスの関係性
ビッグデータとは?
なぜビッグデータが重要なのか?
ビッグデータの定義
ビッグデータの分析手法
ビッグデータとデータサイエンスの関係
ビッグデータの業務における活用事例
ビッグデータでビジネス成長を促進
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ビッグデータとは?定義や種類、データサイエンスの関係性
ビッグデータという用語を見聞きしたことがあるものの、定義などを詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。ビッグデータとは、様々な情報を含む膨大なデータ群を指す用語です。ただし、単に情報量が大きいだけではビッグデータとは呼ばれません。
この記事ではビッグデータの定義や分析手法、データサイエンスとの関係性、活用事例などを解説します。
ビッグデータとは?
ビッグデータには一般的なデータベースで保存される表形式のデータだけでなく、テキストや音声、動画なども含まれます。ビッグデータに分類されるデータの例は次の通りです。
ビッグデータの例
- Webサイトのページやブログ記事
- SNSの投稿やアカウントデータ
- ECサイトの購買履歴やPOSデータ
- 音楽や映像
- 交通情報や位置情報
- センサーで検知される気温や湿度などのデータ
ビジネスだけでなく、公共事業や学術研究など様々な分野でビッグデータが活用されています。
なぜビッグデータが重要なのか?
ビッグデータが重要視される理由として、次のようなことが挙げられます。
付加価値の向上に繋がるため
ビッグデータは、企業が提供する商品やサービスの付加価値を高めるために有用です。消費者や市場に関するビッグデータを分析することで、商品開発やマーケティング施策のヒントが得られます。
競争力を高めるため
企業だけでなく、国家の競争力を高めるためにもビッグデータが重要です。多くの企業や国家がビッグデータに注目する中で競争優位性を保つためには、新たな技術を取り入れていく必要があります。
企業や社会が抱える課題を解決するため
経済や人口問題、環境問題などを解決するために、ビッグデータの活用が重要です。データ分析技術の進歩により、ビッグデータから得られた新たな知見が様々な分野で役立てられています。
ビッグデータの定義
ビッグデータは学問や法律などで厳密な定義が定められているわけではありません。ただし、一般的には次のような性質を兼ね備えたデータがビッグデータと呼ばれる傾向があります。
容量の大きさ
ビッグデータの容量は、テラバイトやペタバイトなど非常に大きな単位です。
種類の多さ
オンライン上で取得される情報だけでなく、センサーなどを通じてオフラインで取得される情報など、多様なデータが含まれます。
高頻度で生成されること
日々リアルタイムで新たな情報が追加されることも、ビッグデータの特徴です。
利用価値
ビジネスや学術研究など、何らかの分野で活用できることもビッグデータの条件となっています。
ビッグデータの分析手法
ビッグデータを活用するためには、目的に応じた方法で分析することが重要です。主な分析手法には次のようなものがあります。
ビッグデータの主な分析手法
- クロス集計
- クラスター分析
- アソシエーション分析
クロス集計
クロス集計とは、データに含まれる属性からいくつかを掛け合わせ、傾向を見出す分析手法です。例えば、購買履歴のデータから「ユーザーの年代ごとによく購入している商品」などを分析する際に使用されます。
クラスター分析
クラスター分析とは、含まれるデータをいくつかの集団に分けて分析する手法です。価値観や好みなど、明確な区分が難しい指標を基に分析を行いたい場合に適しています。例えば「安さ重視のユーザーにはA社、品質重視のユーザーにはB社が人気」といった分析が可能です。
アソシエーション分析
アソシエーション分析とは、ビッグデータに含まれるデータから何らかの関連性を見出す分析手法です。例えば「資料請求後1週間以内に2回以上問合せをしてきた見込み顧客は、高確率で成約に至る」などの傾向が分析できます。
ビッグデータとデータサイエンスの関係
データサイエンスとは、データ分析や統計などの知識を用いて、課題解決に役立つ知見を得る活動のことです。また、データ分析に関する技術や理論を扱う学術分野をデータサイエンスと呼ぶ場合もあります。
ビッグデータは、データサイエンスの技術を用いることで効率的な分析が可能です。
ビッグデータの業務における活用事例
ビジネスに関する活動では、次のような場面でビッグデータが活用されます。
顧客のニーズに合わせたサービスの提供
顧客の購買履歴データを分析することで、ニーズを把握することが可能です。過去のデータから次に購入する可能性の高い関連商品を予測し、クーポンを送付するなどの施策ができます。
広告戦略の最適化
ビッグデータを分析すると、見込み度の高いユーザーが見ている媒体を把握し、広告戦略を最適化することも可能です。
リソースの管理
過去のデータから受注数や来客数などを予測すると、仕入れのタイミングや人員配置、製造ラインの稼働状況などを適切に管理できます。
ビッグデータでビジネス成長を促進
ビッグデータとは、様々な形式を含む情報量の多いデータを指す用語です。単に容量が膨大であるだけでなく、高頻度で生成されることや利用価値の高さなどもビッグデータの特徴に含まれます。
データサイエンスの技術によってビッグデータを分析することで、業務に役立つ知見を得ることが可能です。ビジネスの課題解決や業務効率化に取り組みたい方は、ビッグデータの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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