Domo、世界初のビジネス管理プラットフォームを公開
Domoのクラウド型ソリューションがオートメーションとセルフサービスを次のレベルに押し上げ、ビジネスの管理方法を変革
(米国報道発表資料抄訳)
Domo(本社:米国ユタ州シリコンスロープス)は、オートメーションとセルフサービスを次のレベルへと押し上げ、ビジネスの管理方法に変革をもたらすことが可能な新たなクラウド型のビジネス管理プラットフォームを、初めて開催するDomoの年次ユーザイベントDomopalooza TMで本日発表いたします。
Domoは、ビジネスユーザーがビジネスデータから価値を抽出するために必要なすべての技術要素を単一のプラットフォームにまとめたソフトウェアベンダーです。当社のソリューションにより、関連データの接続、準備、視覚化、コラボレーション、そして最適化を容易に行うことができ、より優れた意思決定や業績向上が可能になります。
この新しいビジネス管理プラットフォームは、データへの接続(1-Click Apps)、データの準備(Magic)、データの視覚化(Card Builder)の3つの主要領域においてオートメーションとセルフサービスを実現させたものであり、より戦略的で高付加価値な活動を効率的に行う事が可能となります。また、コラボレーション機能によってユーザーがより優れた洞察を得られることに加え、関係者の認識を統一するための会議の必要性を減らします。アラートなどの最適化機能により、例外による管理が可能となり、ユーザーはより重要な課題に注力することができます。
Domoの創業者兼CEOであるJosh Jamesは以下の様にコメントしています。
「今日の発表はまさに歴史的なものです。私たちがDomoを創業した目的は、従来のビジネスインテリジェンス(BI)が有する問題を解決することでした。BIは、データに始まりデータで終わる、遅くて非効率かつ複雑なプロセスと同義語になっていました。さらに悪いことに、BIはデータを最も必要とする人々からデータを遠ざけてしまい、BIへの投資対効果はほとんどありませんでした。私たちはBIのバージョン2.0を作りたかったわけではありません。創業以来、当社はビジネスユーザーに焦点を絞り、ビジネスユーザーがビジネスを管理する上で必要なすべての情報へ直接アクセスできるように努めてきました。その結果、ビジネスの管理方法を変革するソリューションを創り出すことに成功しました。Domoはビジネスユーザーのみならず、データの収集、調整、レポーティングという煩わしい反復作業に囚われてきたIT部門やデータ専門家のために、真にコンシューマーエクスペリエンスと呼べる体験を作り上げました。データにアクセスし、ビジネスを視覚的に理解し、さらにその情報に基づいて行動を起こすことのできる新しい手段により、Domoは、これまでにない方法でお客様のビジネス理解を支援します。私たちは、データにアクセスし、理解し、活用するためのプロセスから複雑さを取り除くことに注力してきました。過去2年間にわたるお客様へのサービス提供を通じてわかったことは、ビジネスユーザーを支援するための多くのプロジェクトにおいて、ただデータに接続するためだけに必要な投資がプロジェクト実施の障壁になっていたことです。1-Clicks、MagicおよびCard Builderなどのツールにより、当社はこれらの障壁を取り除きます。」
現在、ビジネスプロセスの自動化と改善に対して巨額の投資が続いているのにもかかわらず、データの収集、レポートの作成やデータ活用までの手順は決して最先端であるとは言えません。企業活動において重要な要素であるデータを管理し提示する手順は手作業で行われることが多く、その結果つながりのない一連のスプレッドシート、プレゼンテーション資料や電子メールが創出されます。それらもまた何時間もの手作業によってデータを発掘し、加工し、組み合わせて、システムからシステムへと移行して初めて可能となるものです。真にビジネスを理解し、最終的に提示されたデータに基づいて行動できるようになるのは、無数の電子メール、会議、および直感を働かせた後になることが一般的です。加えて、データアナリストの判断に基づいて取捨選択されたあとのデータだけがビジネスユーザーに提示されていることも少なくなく、これによってビジネスユーザーの意思決定が制約を受けている場合もあります。
■3つの主要領域における新機能は下記の通りです。
データへの接続:1-Click Apps
Domoは40の1-Click Appsを発表しました。これは、当社独自のコネクタフレームワーク戦略の一環で、データソースへの接続と、ユーザーデータのDomoへの統合プロセスを大きく簡略化するものです。1-Click Appsは、業種、役割、領域あるいはデータソースに対応するベストプラクティスに基づいた、定義済みのレポート・テンプレートも提供します。1-Click Appsは、最も需要の高いアプリケーション向けのクイックスタートソリューションであり、ユーザーがDomoプラットフォームをすぐに使い始める上で役立ちます。
1-Click Appsを有効にするには、ユーザーはDomoの中で自分が選択したデータソース(Facebookのアナリティクス、Jira、Boxアナリティクス、Zendeskなど)のアイコンをクリックするだけです。各システムの標準ログイン認証プロンプトが表示され、そこからデータプロバイダーに接続し、事前に定義されたDomoのテンプレートとベストプラクティスに基づいたKPIが自動的に展開されます。Domoの1-Click Appsは、300以上のDomo独自のデータコネクタを活用して作られています。
データの準備:Magic
Magicは強力で自動化されたセルサービスツールで従来は複雑であったETL処理(分析用データ準備のための抽出・加工・書き込みプロセス)を簡単に行うためのものです。Magicはドラッグアンドドロップ機能を持つユーザーインターフェース(UI)を特徴とし、ビジネスユーザーが、結合、クリーニングや加工などの従来のETL機能を視覚的に組み合わせられるようにします。Domoは包括的なデータプラットフォームなので、ユーザーは各データ用にこれらのルールを一度だけ設計すれば、データがアップデートされる都度Domoが自動的にこの作業を実行します。また、各ユーザーデータをDomoにおいて結合、準備、加工するのにSQLや標準ETLクライアントなどの従来型の手法を用いることを希望するユーザーのために、強力でありながら直感的に使用できるツールも用意しています。
データの視覚化:Card Builder
Card Builderは、Domoが当初から提供していたデータ視覚化機能のセルフサービス版です。ユーザーがCard Builderで視覚化したいデータセットを選ぶと、Card Builderは直ちにこれを分析し、そのデータの視覚化を推奨版として提示します。これに基づき、ユーザーが希望するストーリーが正確に表現できるように調整してカスタマイズすることが可能です。これに伴う体験は、エクセルやパワーポイントなどの従来型のビジネスツールを使ってデータを視覚化するより、はるかに簡単なものです。
Card BuilderはDomoの先進的な視覚化ソリューションポートフォリオの一部ですが、このポートフォリオには、ユーザーが独自の視覚化を行う上でさらなるカスタマイズを可能とする、Domo Appsおよび、各種チャート、グラフ形式の豊富なレポジトリ、およびセルフサービスツール群が含まれています。
Domoの創業者兼CEOであるJosh Jamesは以下の様にコメントしています。
「リアルタイム性、モバイル、およびデータが重要視される世界において、真の価値を迅速に提供する直感的な体験を創造することが、優先事項でした。さまざまな技術を融合することで企業向けソフトウェアにおいてこれまでになかった体験を創り出し、ビジネスの管理方法に変革をもたらす前例のないことをどのように成し遂げたかを世界に向けてついに公開できることを、Domopaloozaにおいて、これほど多くのお客様と共にできるのは、大変喜ばしいことです。」
DHL Temperature Management SolutionsのOperations & IT部門のグローバルヘッドであるDina Bunn氏は以下の様にコメントしています。
「Domoのソリューションにより、いかなるデータも、組み合わせることができます。所有するすべてのデータをDomoに統合すると、私たちのニーズに合わせて操作することができます。過去と比較して、Domoによってどれだけ多くのことが実現可能になったかは、計り知れないほどです。」
DHLは、流通業界におけるグローバルブランドのリーダーで、国内、国際小包配達、国際速達便、陸上、航空、および海上輸送から事業用サプライチェーン管理までの、比類ないサービスポートフォリオを展開しています。
StanceのFinance and Business IntelligenceのVPであるBrian Shea氏は、以下の様にコメントしています。
「私たちは何年も費やして、企業におけるあらゆるニーズに応える正しいシステムを導入しようと努めてきました。しかし、それらのシステムは1か所で使用可能なわけではなかったので、すべてを使い切ることができませんでした。さらに悪いことに、私たちは各システムが相互にどのように影響を与えているのかが理解できていませんでした。現在ではDomoにより1つの場所で私たちのすべてのKPIが活用され、管理チーム全員がようやく共通の言語で会話できるようになりました。」
Stanceは、靴下のデザインを手がけるイノベータで、米国のほぼ全ての主要小売店で販売されています。
Rakuten MarketingのBI and AnalyticsのディレクターであるMichael Brandt氏は、以下の様にコメントしています。
「私たちは従来型のBIツールから数字を抽出し、それを膨大なスプレッドシートに展開して、顧客分析に使用していました。これはまさにマニュアルのプロセスで、詳細な顧客分析をタイムリーに提供する私たちの能力を妨げるものでした。ワンクリックで簡単にアクセスできるソリューションにより、Domoは私たちの分析におけるマニュアル作業の負荷を70パーセント減少させました。」
■Domoについて
Domoは、クラウド型のビジネス管理プラットフォームを提供するソフトウェア会社です。企業全体にわたり、CEO、マネージャー、インフォメーション・ワーカーが、必要なすべての情報に1か所で簡単にアクセスできるようにすることによって、より迅速で効果的な意思決定を可能にします。
Domoは、2010年にOmnitureの共同創業者兼CEOを長年務めたJosh Jamesにより創業されました。Benchmark, BlackRock, Capital Group, Fidelity Investments, Founders Fund, GGV Capital, Glynn Capital, Greylock Partners, IVP, salesforce.com, TPG Growth, T. Rowe Price, WPP, Zetta Venture Partnersなどの有力なベンチャーキャピタル企業および世界最大手のSaaSやインターネット企業のCEOから、合計4.5億ドル(約540億円)の投資を得ています。
Domoの創業メンバーは、Amazon, American Express, Ancestry.com, eBay, Endeca, Facebook, Google, LinkedIn, MLB.com, Omniture, salesforce.com, SuccessFactors, SAPなど有力企業での経験を持つ精鋭メンバーで構成されています。
詳しくは、www.domo.com/jpをご参照ください。また、弊社公式アカウントのTwitterやFacebookおよびGoogle+をフォローしていただくと、より詳細な情報をご確認いただけます。
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DomoおよびDomopaloozaは、Domo,Inc.の商標です。